SLE男なまけサバイバーです。SLEについてザックリまとめておきます。
全身性エリテマトーデス症状まとめ
英語でsystemic lupus erythematosusといい、
簡単に言うと、
それによって全身にさまざまな炎症が起きてしまうわけですね
◉症状◉
発熱、全身倦怠感などの炎症を思わせる症状と、関節、皮膚、
その原因は、不明。
①全身症状
発熱、全身倦怠感、易疲労感、食欲不振
②関節症状
手や指が腫れて痛い関節炎を起こします。肘、
③皮膚症状
もっとも有名なのは、頬に出来る赤い発疹で、
皮膚をさわると、発疹が重なりあい、
同じ、頬に出来るものでも、
また、
④日光過敏症
強い紫外線にあたった後に、皮膚に赤い発疹、水膨れ、
この症状が、
主治医
「日光過敏は人によって出る・出ないというのはありますけど、日光にあたること自体で病気が悪化することが考えられるので、あまり当たらない方がいいというのは言えます。通勤とかくらいだったら大丈夫ですけどね。」
⑤口内炎
多くは、口の奥、
⑥脱毛
朝起きたときに、
⑦臓器障害
一人一人によって、出てくる症状、障害される臓器の数が違い、
特に腎臓(ループス腎炎と呼ばれることがあります)
神経精神症状、心病変、肺病変、消化器病変、
◉全身性エリテマトーデス発症の誘引◉
紫外線(海水浴、日光浴、スキーなど)、
発症者の男女比 年齢
男女比 1:9 圧倒的に女性多く、20〜40代に好発する。
私は男性なので、1の方ですね。
遺伝性
遺伝子が同じと考えられる一卵性双生児では、25-60%
遺伝子が同じでも全員が同じ病気になるわけではありません。
すなわち、残りの40-
治療
警察・ボディガードの暴走を抑えるために薬(ステロイド・
①副腎皮質ステロイド
警察の暴走を抑えるため、
病気の重症度によって、治療に必要とされる薬の量が違います。
この副腎皮質ステロイドは、
一日5mg相当のホルモンが体内から出ていますので、
一般的に、重症の方では、一日60-80mgを必要としますし、
最初 2週間から一ヵ月この量を続け、徐々に減らして5-
このステロイドの使い方は、
②ステロイドパルス療法
①のステロイドでは効果が見られにくい場合の重症例に対し、
口から飲むよりより早く、
一般的には3日間の使用ですので、
3日間で一気に攻めるというやり方ですね。
③免疫抑制薬
副腎皮質ステロイドが効果不十分か、副作用が強い場合に、
様々な薬があるので、名称は割愛します。
2015年、
④抗凝固療法
血栓を作りやすい抗リン脂質抗体症候群を合併している方では、
⑤支持療法・対症療法
腎不全のときの透析療法など、
病態
検査: 血液検査で血液中の抗体を調べることによって判断できます。
この病気の患者さんのほぼ全員(98-99%)が、
自分自身の細胞の中にある核の成分と反応してしまう抗体です。
予後 (+主治医からの情報)
現時点では、
この薬が使われていなかった1950年代に比べ、
この頃には、
しかし、病型によって、
免疫抑制薬が使われるようになって、
関節炎や皮膚症状だけの人は、
一方、腎臓障害、中枢神経病変、心臓病変、肺病変、
したがって、一口に全身性エリテマトーデスといっても、
予後が良好なことが多いので、単純に高齢化に伴う生活習慣病(
警察を抑える薬剤を使いますから、
普通の健常人ではあまりかからない弱い病原体によっても病気が引
《参照》
難しくても詳しく調べたい場合は、
難病情報センター
http://www.nanbyou.or.jp/