全力でなまけ中、なまけサバイバーです^^
もう頑張らない、なまけ生活のススメ
僕はもともと、不完全な完璧主義者でした。完璧にできるような能力もないのに完璧を求めてしまうために、いつも頑張りすぎていました。
ストレスによる炎症反応についてこんなことが言われています。
「ストレスによって交感神経優位の状態が続くと、体内で炎症が起こる」
炎症は免疫の反応であり、病原菌やウイルスを退治するために起こる反応。
それは、ストレスによって交感神経が過剰になることによっても起こり、細胞を傷つけることが明らかになっています。
「私たちが2008年に見つけた“炎症の増幅回路”の活性化に関与する遺伝子を調べたところ、メタボリックシンドロームをはじめ、アルツハイマー病、パーキンソン病、ALS(筋萎縮性側索硬化症)などの神経変性疾患、アトピー性皮膚炎などのアレルギー、うつ、がんなどに関連する遺伝子が含まれていることが分かりました」
※免疫学者 村上正晃氏(北海道大学遺伝子病制御研究所長 教授)
つまり、ストレスが強く交感神経が優位な状態が続くと様々な病気の発症リスクが高まってくることが分かったということです。
そんな僕は色々と頑張りすぎた結果ストレスが強くなりすぎてSLEを発症したと考えています。
因果関係は断定できませんが、たぶん間違ってはいないと思います。
もう頑張らない、積極的なまけ生活のススメ
長い人生の中では頑張らねばならない時もあるけれど、頑張らないことを頑張るということも必要です。
言い換えるなら「なまけることを頑張る」ということ。
それよりさらに良いのは「頑張らないでもなんとかなる方法を考える(行動を変える)」ということ。
この考え方は、なまけること、休むことに強い罪悪感があった僕が色々と考えた結果行きついた答えです。
限界を超えて頑張ることは苦しい
イチロー選手が以前、言っていた言葉
「人の2倍とか3倍、頑張る事なんてできない。だから、自分の中で限界よりもちょっとだけ頑張るというのを重ねてほしい。僕も米国で3000本も打てるなんて想像はできなかった。でも、それを重ねてきたことで、僕は今現在に至ると実感しています。この言葉をみんなに伝えたいと思っています。」
発症前の僕は、こういった言葉が大好きで、頑張ることが好きでした。もともと無理しやすい性格だったと思います。
尊敬する偉大なイチロー選手にケチをつけることになりそうで恐縮ですが、僕は限界を超えて頑張ったらアウトだと思っています。
限界を超えて72時間働き続けても病気にならない強靭な心身の方もいると思いますが、それでは身体が壊れてしまう方もいます。僕のように。
だからといって自堕落な生活をして積極的になまけよう!と提案しているわけはありません。
頑張ることが当たり前になっていると、それが異常な状態だと気づけないということが起こります。あくまで、そうならないためにという意味です。
僕が言う積極的な「なまけ方」は「頑張らなくてもいい方法に変える」「頑張らないことを頑張る(なまけることを頑張る)」というもの。
気合や体力で乗り切ろうとすることなく、いかに効率的に自分の負担が少ない形で結果を出すか。
そう考えていくと自分に負担がかかりすぎない方法が自然と見つかりやすくなります。
早く終わらせるために負荷を強くしてまで頑張るのではなく、より効率の良い方法を考えるようにしてみると、案外違ういい方法が見つかるものです。
どうしても自分にとって負荷が強すぎてストレスになることが改善できないとしたら、思い切って手放してみたり、その環境から逃げる。
持続的にストレスがかかり続ける状況であれば、無理をしないという心がけは大事です。
人生は短距離走ではありません。
頑張りすぎて心身に負担をかけないように、うま~くなまけて楽する方法を考え、少しずつでも進んでいきましょう!
なまけサバイバーでした!
それではsee you next t~ime♪