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プロ患者直伝!入院生活をメチャクチャ楽しむ方法 番外編

投稿日:2017年10月29日 更新日:

プロ患者直伝!入院生活をメチャクチャ楽しむ方法 番外編

プロ患者兼入院生活マスターこと、なまけサバイバーです。

今回は前回と一味違う番外編をお送りします! 

 

入院のプロ直伝!入院生活を充実させてメチャクチャ楽しむ方法まとめ!

①患者同士の愚痴大会を聞く

 

共有スペースにいると、患者同士での愚痴大会が始まることが多いです。

 

「あの先生はさぁ~いつも感じ悪いわよねぇ~・・・ホント医者ってやつは・・・」

 

「私、あの●さんが苦手なのよねぇ~。だってナースコール押してから来るまで5分くらいかかるのよぉ~。毎回よぉ~~~?遅いわよねぇ~~~。や~ねぇ~~~。そんで用が済んだらピュ~~っていなくなっちゃうんだからぁ~~~」

こんな感じで、患者たちの愚痴大会が延々繰り返されているので、聞いているとなかなか面白いですよ。

 

会話に参加してしまうとなかなか解放してもらえなくなりますので、ご注意を(笑)

 

②うるさいイビキを録音する

 

個室でもない限り、2~6人程度の大部屋に入ることになります。そうなると確実に発生するのは、イビキがうるさい問題。

 

もうこれは仕方ないので、楽しみましょう。

 

僕はスマホでイビキを録音していました (笑)

 

隣の人のイビキがうるさすぎて眠れない時には、イビキ音を大きめのボリュームで再生して対抗していました。

 

不思議なもので、ものすごくうるさいイビキをかいているのに、録音したイビキ音で対抗するとイビキが止まる人もいるんですよ。

 

イビキに本気で悩んでいる場合は、一度試してみてください(笑)

 

③採血部位をガン見する

通常、採血をする時って目をそむける方が多いそうですが、僕はガン見しています。

 

看護師さんによって上手な人も下手な人はハッキリ別れますが、刺される瞬間を観ていた方が痛くないように感じます。

 

看護師さんに聞いてみたところ、採血時に一番言われたくないことは「痛くしないでください」だそうです。

 

針を刺す以上は無理ですよね(笑)

 

あとは、「失敗しないで」などのプレッシャーをかける行動もやめてほしいと言っていました。

 

みなさん、看護師さんにプレッシャーをかけないようにしましょう。失敗率が上がりますよ。

 

④同室者と仲良くする

入院する科にもよりますが、若い方ばかりの病棟もあれば高齢者が多い病棟もあります。

 

僕がいたところは比較的高齢者の多い病棟でした。若い方もチラホラいましたが、4人部屋のうち3人はほぼお爺ちゃんという感じでしたね。

 

おじさん・おじいさんと仲良くなると面白いですね。もしくは、おばちゃん・おばあちゃん。

 

特におじいちゃん・おばあちゃんは、お菓子などの食料を分けてくれたり、読み終えた新聞・雑誌を回してくれたりしてくれやすいです。

 

退院時にはテレビカードを恵んでくれたりする方もいて、色々と恵んでもらえます。

 

わしゃ物乞いか (笑)

 

⑤ナースと仲良くなる

 

日中はほとんど分かりませんが、消灯後のナースは結構喋っています。

 

それこそ、ガールズトーク的なことだったり、患者の愚痴や文句を言っていることもあるので、これを聞いているだけでも結構楽しいですね。

 

病棟によりですが、消灯後のナースはヒマをしている時間帯があるので、そういう時間帯であれば雑談をする時間がとれたりします。

 

逆にナースに嫌われたり目をつけられると、必要な時にちゃんと対応してもらえなくなったり嫌な思いをしてしまう場合も残念ながらあります・・・

 

正直、心身ともに弱っている時にイジワルされたり、冷たい対応をされると結構辛いものです。

反対にナースと仲良くなっておくと、入院生活が楽しくなりますし、ちゃんと優しく対応してくれるようになるので良いことばかりですよ。

 

実際、ナースに対し「バカヤロー」などと暴言を吐いたり、何をしてもらってもお礼の一つも言わない人は少なくありません。

 

感謝されるために仕事をしているわけではないとはいえ、そういう方に対して好意的に看護をしたいとはなかなか思えないものではないでしょうか。

 

気持ちよく入院生活を送るため、ストレスを少しでも減らすために最低限「嫌われない・目をつけられない」ということだけでも意識しましょう。

 

くれぐれもナースの機嫌を損ねるような素行不良や態度をとることは控えましょう。

 

絶対に損をします。

 

⑥警備員のオジサンと仲良くなる

 

巡回している警備員のオジサンと仲良くなるとイイですね。

 

顔見知りになり、仲良くなっておくと病院の外に出ようとしてもいちいちチェックされてうるさいことを言われることがなくなります(笑)

 

ちゃんとルールを守って生活することが前提ですが、顔パスができるようになると楽です。

 

いちいちネームバンドのチェックをして~といった面倒なことがなくなります。

 

最初の頃は「病棟に戻ってください」など細かく言われてしまうこともありましたが、仲良くなっておくと大目に見てくれることもありました。

 

患者としては気分転換でウロウロしたいときもありますからね。

 

警備員さんも基本的には何も起こらなければヒマをしていることが多いので、雑談相手になってくれることもあります。

 

というより、むしろ警備員さんの雑談に付き合っていることの方が多かった感じがします。

 

警備員さんと仲良くなっておくこともなかなかいいですよ。

 

⑦食事を楽しむ

 

考えてみてください入院生活は、3食外食ですよ!

 

しかも塩分やカロリーがキッチリ計算されていて値段も破格です。

 

今どき500円で定食が食べられたら安いと言われていますが、病院食はさらに安いです。

 

こんな激安価格で毎回違う定食が食べられるなんてスゴイですよね!(味はともかく)

 

僕は全然料理ができないので、毎回料理が楽しみでした。

 

しかも、季節のイベントがあると特別食といって普段と違うメニューを出してくれます。

 

クリスマスにはちょっとしたケーキがつきました。

節分には豆が出たりもします。

 

お正月には、いつものお節つきの豪華朝食でした。季節のイベントごとに何かしらやってくれているようです。

 

病院によっては、ナースがイベントをやってくれたりするようです。

 

少し期待していましたが、クリスマスにナースがサンタに変身!ということはありませんでした。

患者は喜ぶと思うんだけどなぁ。

⑧強制プチ断食を楽しむ

 

手術の前や造影剤を使った検査の前などは絶食になります。

 

僕は手術をした際は丸2日絶食になりました。

 

だいたい手術前日の夕食を食べてからは絶食になり何も食べられません。

 

断食は辛い。早く食べたい!となりますが、普段こうして強制的に絶食することなどないので、これを機に楽しみましょう。

 

断食に興味があった僕にとって良い経験になりました。

 

プチどころか、完全なる断食ですね

 

2日ぶりに出てきた朝食はゼリー2つと牛乳でした。

 

味噌汁を固形にするという斬新な発想のミソスープゼリー。日本人なら嬉しくなっちゃいますね。それとフルーツゼリー。

 

普通に味噌汁飲ましてくれよと思いつつ興味津津で食べてみました。

 

これが超まずくて1口で断念。身体が拒絶しました。

 

かなりの空腹状態で食べたのに超マズかったので、たぶんこの世で一番まずいセリーだと思います(笑)

 

ちなみに、その後食べたフルーツのゼリーはめちゃくちゃ美味しく感じられましたよ。

 

食事のありがたさをものすごく感じました。

 

ただし、かなりの空腹状態であってもマズいものはマズい!

 

※個人の感想です

⑨外出・外食

 

食事制限がなく、外出が許可されている場合は外食をしに行ってみましょう。

 

病院にコンビニが入っている場合は、買ってくるor買ってきてもらうのもいいですね。

 

画像は大好きな、焼き鳥屋さんの牛すじ煮込み&焼きおにぎりを買ってきてもらってデイルームで食べた時の画像です。

外泊をしてしまうと病院に戻りたくなくなるという方もいるので、個人的には外泊より外出の方がオススメです。

 

僕の場合は「また病院に戻らないといけないのか・・・」となってしまうので、外泊はしませんでした。

 

入院中のストレスと言えば、食事が美味しくないということがかなり上位に来るものだと思います。

 

何といってもしっかり塩分管理されているために薄味になっていることが多いですね。

 

僕は肉まんを食べたり、ラーメンやお菓子を食べていましたが、限界が来て外出して外食させてもらいました。

 

入院が1ヶ月を越えるとシャバが恋しくなるんですよねぇ。

 

シャバに出て色々と食べ歩いて、スタバでコーヒー飲んだりしてリフレッシュしました。

 

入院中って本当にシャバが恋しくなりますし、普段より満足度がすごく高かったですね。

 

長期入院で制限がないならば外出して気分転換はかなり良いのでオススメですよ~。

 

⑩肝試し

 

夜の病院というと、何となく気味が悪くて肝試し的な雰囲気がありますよね。

 

実際は、確かに暗いんだけれど自分が入院しているからか全然怖さはありませんでした。

 

特に、夜間であっても心電図などのモニター音やナースが歩き回る音など案外音がするからかもしれません。

 

シーンと暗い病院に1人取り残されているわけではないので、思っていたよりも怖いような雰囲気はありませんでした。病棟は入院してみると案外、怖さを感じないものですよ。

 

しいて言うなら、認知症患者のうめき声くらいですかね。バイオハザードみたいな声が聴こえてくるというところだけは不気味ポイントでした。

 

病棟は期待外れだったので、外来に降りてみることにしました。

 

が、外来の方が、救急外来などの受付に人がいたり、ライトがついていたりするので、こちらも案外暗くない。

 

あんまり病院が暗いと色々困るからというのもあるのでしょう。

 

思っていたより真っ暗ななか懐中電灯で照らしながら移動するみたいなことは無いようです。

 

残念ながら、夜の病院は思ったより怖くないという結果になりました。とはいえ、静かな夜の病院を歩いてみるのは、不思議な感覚で案外楽しいです。お試しあれ。

 

不気味さ・怪しさ・怖さを求める場合は、廃墟や墓地に行く方が楽しめそうです。

 

⑪ヒゲをあえて放置する

 

普段、仕事をしている方であれば毎日ヒゲを剃ることでしょう。また、ヒゲを生やしている人は整えていることでしょう。

 

それをあえて放置します。

もうね、無人島に言ったかのごとくボサボサ状態で放置します。

 

どこまで汚らしくなれるかを楽しみましょう(笑)

 

ちなみに僕はこんな感じになりました画像

 

クリスマスの時期には「頑張って伸ばせばサンタさんになれますね」とナースが言ってくれましたが、サンタではなく「ドロボー」になってしまいました(笑)

 

こういう機会でもなければヒゲボーボー状態をつくるのは難しいので、オススメです

これ、案外楽しいですよ。

 

⑫日記を書いてみる

 

普段、日記を書く習慣がない人にとって、自分が何を感じたかとかそういったことを書いておくことは面白いです。

 

後で読み返してみると、あの時はあんなことを考えていたんだなぁなんて振り返ることができて良いものですよ。

 

特に、普段経験することのない入院生活ですから、ブログを書いている人にとっては良いネタになります。

 

まさに今、僕がやっていることですね。転んでもタダでは起きません!(笑)

 

⑬ぼーっとする

皆さん、普段何も考えずにぼーっとすることってありますか?

 

これは意外な発見だったんですけども、ぼーっとするって結構難しいんですよね。

 

僕はスキマ時間があれば本を読んだり、ブログを読んだり書いたり、テレビを観たりしていたいタイプなので、なかなかボーっとする時間をつくることがありませんでした。

 

入院生活に飽きて、あえて何もしないでぼーっとしてみようと思ったら、これが実に難しい。

 

やってみて思ったことは。ぼーっとするのも案外いいものですよ。

 

ぼーっとする時間を作ってみると、メリハリができて他の時間も充実することが分かりました。

 

あえて、ぼーっとする時間をつくる意味は結構大きいと感じます。お試しあれ!

 

⑭音楽を聴く

 

あえて普段聴かないジャンルの音楽を聴くというのがオススメです。

 

YOUTUBEで色々と探してみるのもありですが、同室者の方に聞いてみると自分が聴いたことのない歌手を教えてもらえたりするので幅が一気に広がりましたね。

 

同室者の騒音をかき消すためにも、自分がリラックスしたり楽しい気分になるためにも結構重要なものだと思いますね。

 

目が疲れてテレビなどの画面を見なくても楽しめるので、音楽は必須だなぁと思います。

 

これがあると自分の世界に入り込みやすくなりますし、周りに迷惑をかけませんからね。音量が大きくない限りは

 

僕は場所をとらないのでipod nanoを愛用しています。寝ている時も邪魔にならないのがオススメポイントです。

 

⑮一期一会ならぬ一病一会

身体の症状はそれぞれ違えど、かなり似た境遇の者同士が集まる特殊な環境が病院・病室です。

 

そんな特殊な環境だからこそ、普通に生活していたら話をする機会もなかったような方と出会う絶好の機会と言えますよね。

 

誰かが入退院する度に出会いと別れがあります。まさに一期一会ならぬ一病一会と思いませんか?

 

若い男性はナースにアドレスを渡したり、Facebookで名前を検索したりしていました(個人的に、これは迷惑なのでやめた方がいいと思います。)

 

ぼくは深夜によくデイルームでお話ししてしたオジサマと仲良くなりました。

 

その方は飲食店を経営している方だったので名刺をいただき、お店に招待してもらうきっかけになりました。

 

パッと見は普通のオジサンでも、何をやっている方なのか分からないものですね~。刺激的なお話が多い方でした。

 

自分が全く知らない世界の話を聞かせてもらえるだけでも楽しいものです。

 

職場の飲み会と違って、こういうところで話をすることは非常に楽しいです。

 

仕事が絡まない状況で、あまり年配者と話ができることってないですしね。

 

と言いつつ、ただ雑談をしていただけだったはずが、最終的に名刺交換までしてしまった方もいます。

 

何が仕事に結び付くか分かりませんから、名刺は持っていた方がいいですね。

 

意外なところにビジネスチャンスが転がっているかも。

 

まとめ

 

僕の長い入院体験から、入院生活をめっちゃ楽しむ方法の番外編をご紹介しました。

 

入院すること自体は良いことではないけれど、どうせ入院するなら楽しくいきましょう!

 

この記事を読んでくださった方の退屈な入院生活が、少しでも楽しいものになりますように!

入院生活のプロ、なまけサバイバーがお送りしました!

 

それでは、see you next t~ime♪

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