ご存知ですか?記録的猛暑となった2010年は死者1700人以上!と言われ、
今年の夏は観測史上最も暑い夏になると予想されています。
しっかり対策しないと大変なことになりますよ。
熱中症は、急激な気温上昇に身体が適応できずに起こりやすいのですが、しっかり対策すれば防げるのです。
その対策をまとめていきます。調べたことを随時追記していきますね。
熱中症にならないようにして、夏を満喫していきましょう!
世界一受けたい授業 熱中症の新常識2016 暑さに負けない体になる方法
熱中症に強い身体づくり
信州大学大学院教授 能勢 博先生
熱中症の発生場所
2015年の調査では
1位:住宅 39.2%
2位:道路・駐車場
3位:公衆出入り場所(駅など)
4位:作業中
5位:運動中
6位:学校
落とし穴
家の中で冷房をつけていても、窓際は意外と暑い。また、プールや海で泳いだ際は汗をかいたことを自覚しにくく、脱水状態になり熱中症になりやすい。
熱失神とは
熱中症の中で一番軽い症状。めまいがして倒れるというもの。
実験
ケンドーコバヤシさんが実験。
80℃のサウナで5分居続け、熱中症の症状が出るか確認。
片脚立ち
ふらつきチェック
サウナ前:1分以上立っていられる
サウナ後:立ち上がる時点で大きくふらつき、立ち上がってすぐバランスを崩す。
ケンコバさん以外の一般男性・女性も同様の状態であった。
熱中症になると、なぜふらつく?
皮膚表面の血流量が増加し、一時的に脳への血流が減少し、ふらついてしまうのだそう。
この症状こそ熱失神。
この熱失神状態に脱水が加わると、体温はさらに上昇してしまう。体温が40℃を超えてしまう。この状態で水分補給をしないと死に至る事態に。
普段の水分補給には「水」「お茶」どっち?
お茶:利尿作用があるため、脱水につながりやすい
水:5~15℃の水が望ましい。この温度では、吸収率も高く、身体のクールダウンにも効果的だ。
一度に大量に水分補給をしようとしても、身体の吸収がおいつかないため、1回につき150~250㎖をこまめに摂取するようにすると良い。
経口補水液を自宅で作る!
①水1ℓ
②砂糖20~40g
③塩3g
これを混ぜ合わせるだけ。
これにレモン果汁を加えることでカリウム摂取もできる。これでスポーツドリンクとほぼ同じ味になるとのこと。
経口補水液はあくまで、汗を大量にかいた脱水状態の時に飲むもの
10日間で熱中症に負けない身体づくり!
人間は汗をかけるため、そもそも暑さに強い動物であるが、冷房環境下で過ごすことが多くなったために熱中症にかかる方が増えてしまったのだという。
熱中症に負けない身体づくりは10日間で作れる!実際の方法がコチラ
インターバル速歩
1日30分。早歩きとゆっくり歩きを交互に3分ずつ行う。
気温が高い時間を避け、朝や夕方に行うと良い。
早歩き:息がはずむ程度の速度で大股で
ゆっくり歩き:周りを眺めながら散歩をするくらい
足の筋肉を鍛えたり、血液量を増やして血液を特に脳に送りやすくすることを目的とする。
ポイント:少しきつめの運動を行うこと。それにより、筋肉が太くなり、血液量が増加する。
運動後にオススメの飲み物とは
牛乳
インターバル速歩をした後、1時間以内にコップ1杯(200㎖程度)
牛乳のタンパク質・糖質には肝機能を高め、血液量を増やす作用がある。
先生の研究では牛乳を飲むことで血液量が増加し、汗をかきやすくなるため、熱中症予防に繋がることが判明。
10日ほどで血液量が増えてくるとのこと。
熱中症は命にかかわります。しっかり対策をして夏を乗り切りましょう!