まとめ

そのカビ対策は逆効果!効果的な予防法まとめ。ワサビでカビ予防‼

投稿日:2016年6月24日 更新日:

カビは人体に有害なモノが少なくありません。

 

乳児期にカビの多い家で育つと普通の人の約3倍も喘息になりやすいというデータもあるくらいなので、カビ対策は梅雨時期のみならず通年で必要と言えるでしょう。

 

カビがアレルギーを引き起こす原因になっていたり、免疫力が低下している方が感染すると命を落とすこともあります。

 

ほこりの中にカビが大量に潜んでいるので、家のホコリ対策は重要と言えますね。

 

掃除はしっかりしているつもりでも、見落としがちで、カビが繁殖しやすい場所を確認してみましょう。

 

カビの基礎知識

目に見えない透明の菌糸と、目に見える胞子に分類される。カビは発育環境が整うと、表面上目に見える胞子から、植物でいう「根」にあたる菌糸を伸ばすことで成長する。

 

サイズ

カビの胞子は髪の毛の太さの約1/10のサイズであり、1日に約10000個ものカビ胞子を吸い込んでいると言われている。

 

種類

カビは3万種類以上存在する。

 

特徴

カビはある場所に定着し、菌糸を生やして、胞子を作る特徴がある。そのため、定着しにくいように風通しを良くするとカビが生えにくくなる。

 

カビが生えた食べ物は食べても平気?

食べてはいけない。

 

その食品に繁殖したカビが、身体に害のある毒を出すタイプのカビかどうかによる。

 

カビが生えた食品を食べても、上記に当てはまらなければ一応、身体の不調は怒らない場合もある。

 

例)餅やパンの角の一部にカビが生えていた場合

 

目に見える部分(胞子)を切り取っても、その食品は食べてはならない。

 

カビが生えていないように見えても菌糸は無色透明なものが多いため、カビも一緒に食べてしまうということになる。

 

加熱しても、一部のカビ毒はそのままになるため、加熱してしまえばOKという考えはアウト。

 

カビを食べてしまうとどうなる?

よくカビが生えるものとして、穀物類が挙げられる。(アスペルギルス・フラバス)

2004年にケニアで100人以上死者が出たとのこと。

 

日本では?

そもそも、日本は食品の管理状況が良いため、カビが生えたものが流通することはまず考えられないとのこと。

 

注意が必要と言われているものとして、リンゴに生えるカビが作る物質(パツリン)は、人間にとって毒性があると言われている。

 

効果的な食品保存方法

ワサビを一緒に保存容器に入れる。

 

ワサビの辛味成分であるアリルイソチオシアネートが、抗菌・防カビ効果があるため、密閉された容器のなかでカビを退治してくれる。(唐辛子も防カビ効果がある)

 

お弁当箱に入れやすいように使い勝手の良いワサビシートというものも売られている。

 

カビが繁殖しやすい場所ワースト3

3位 風呂場:シャワーヘッド・お風呂の栓

 

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カビ:クラドスポリウム(アレルギーの原因)・オーレオバシディウム

 

風呂掃除の際には、浴槽だけでなく、上記部位も掃除しておかないとシャワーや入浴時にカビを浴びているのと同じことになってしまう。

 
2位 リビング:観葉植物の土  

カビ:クラドスポリウム・ペニシリウム(食べ物を腐らせる)・アスペルギルス(危険なカビ毒を出す)

 

土の中はカビの生息地なので、カビが生息しているのは当たりまえ。体調が悪い時や免疫力低下状態の方の場合、これらのカビに感染しやすくなるため、近くに置かない方が良い。【アスペルギルス要注意】

 

また、野菜の土にもカビ!!

 

トリコデルマ(野菜などを腐らせ、アレルギーの原因になる)

こういった点からも病院のお見舞いの際には、鉢植えはNGと言えるでしょう。

 
1位 冷蔵庫の製氷室

カビ:ロドトルラ(ぬめりの原因)、クラドスポリウム

カビは氷になっても死なないため、氷とともにカビを摂取し、腹痛などを引き起こす可能性がある。

 

怖すぎる・・・

 

カビを防ぐ!タンクの掃除の推奨頻度

水道水なら1週間に1回以上

浄水・ミネラルウォーターは3日に1回以上

 

※詳細は取扱説明書を要チェック

塩素が含まれていない水は、カビが繁殖しやすいので要注意。短い期間で使い切る方が安全ですね。

 

その他、カビが検出されやすいもの・場所

 

番組で、佐藤栞里さんが一度履いた靴下からは

カビ:ペニシリウム・オーレオバシディウム(アレルギーの原因)が検出された。

ソファの隙間や上着のポケットなどホコリがたまる部分では、カビが繁殖しやすい。

 

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浴室のカビを根こそぎ退治する方法

①50℃のお湯を90秒かける。ゴムパッキンやタイルに深く入り込んだカビを退治するためには、奥にまで熱を伝える必要があります。

 

ちなみにカビは表面から1ミリ以内のところに存在している。

つまり、ゴシゴシとスポンジなどでこすっても、表面に見えている胞子しか取れず、奥まで根を張っている菌糸はとれない!

 

だからすぐにカビが生えてくる。

お湯をかける方法では表面から1ミリ深くまで50℃に達するので、カビをほぼ死滅させることができるということですね。

 

②カビ取り洗剤

カビの根の奥まで浸透し、殺菌できる(菌糸)ので、カビが生えにくい。

 

浴室のカビを予防する方法

①1週間に1度は50℃のお湯を5秒間かける

 

実はカビは、直接お湯をかけると5秒で死滅する。カビの胞子が大きく成長するまで1週間~10日かかるため、1週間に1度行えばカビ予防になります。

 

浴室以外にも、台所・洗面所など水回りに有効。

 

②浴室を出る際に浴室内にシャワーで水を撒く

 

湯垢や石鹸カスは、カビの栄養源になってしまうため、それらを取り除くためにも浴室はシャワーで水を撒いてから出た方が良い。

 

また、水気をとるために、水切りワイパーを使うと更に効果的。

 

浴室天井のカビ対策

手が届きにくい天井の掃除ってそうそうしませんよね。だからこそカビが繁殖しやすい。

 

そうなると、天井からカビの胞子を降らせてしまい、そのせいで浴室にカビが生えるという最悪のシナリオが出来ているのです。

 

だからと言って、天井に50℃のお湯をかけるのは危険なので、違う方法として

 

1お掃除用ワイパーにキッチンペーパーをつける

 

2消毒用のアルコールで1ヶ月に1回天井を掃除

 

ダメ絶対!カビ掃除のNGとは

ゴムパッキンはカビが生える定番スポット。しかし、絶対こすってはいけない。

 

ゴムパッキンはその性質上、こすってしまうことでキズがつき、表面が凸凹になる。そこにカビ胞子が入り込んでしまって繁殖してしまう。

 

実験では、こすらず掃除した方はカビが生えず、こすって掃除した方には、数日後にカビが大繁殖する映像が出ていた。

 

※ちなみにカビは死滅しても黒いまま。白くしたい場合はカビキラーなどを使用する。それでも落ちない場合は目地修正グッズを使用すると見た目もキレイにできる。

 

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とりあえず50℃のお湯を5秒。1週間に1度かけておけばカビ問題はおおむね解決出来るでしょう!

 

エアコンのカビ

エアコンの中は、何も対策をしなければカビだらけになってしまうもの。カビ対策機能がついていないエアコンは要注意。

 

エアコン内部のカビ増殖を防ぐ方法

エアコン内にカビが繁殖するメカニズム

 

使用しているとフィルターにホコリがたまってくるため。ホコリの中にはカビが大量に存在しているため、カビだらけになってしまう。

 

特に、夏にエアコンを使用するとエアコン内部が結露してビチョビチョになり、カビが繁殖しやすい状況が出来上がってしまう。

 

当然、部屋中にカビの胞子がまき散らされるので、アレルギーの原因にもなる。

古いタイプのエアコンは、内部の洗浄を2年に1回は行うと良いそうです。

 

カビの繁殖を予防する方法として

「冷房後に送風を1時間程度行う」ことで、結露した部分を乾燥さえてカビの繁殖を防げる。

 

寝室はカビの温床

 

寝ているときに人はコップ1杯の汗をかくと言われている。そういったことから、布団は湿った状態になりやすく、カビが繁殖しやすい環境と言える。

 

また、かけ布団を動かした際などにホコリが舞うため、寝ているときにカビを吸い込んでしまうのは仕方ない。これはマスクをすることである程度は防ぐことが出来る。

 

※免疫力が低下した状態の方では、肺炎を引き起こしたり、アレルギー症状がみられるようになる。

 

ふとんのカビ対策

①ふとんを干して乾燥させる

 

②布団用掃除機で吸い取る

 

クローゼット内のカビ対策

 

カビ臭い衣類をクローゼットにしまっていたら、他の衣類にも移ってしまう。カビ臭い時点で、カビが繁殖しているためです。

 

①衣類を詰め込みすぎない

 

②外出時などに扉を開けておく

 

③クリーニング店のビニールカバーは外す

 

実は、あのビニールカバーは家に持ち帰る間にホコリが付かないようにするためのもの。

 

湿度が高いクローゼットにカバーをしたまま収納していると、衣類が水分を吸い、さらに湿気がこもりやすくなる。それによりカビが繁殖しやすい環境が出来てしまう。

 

ホコリを避けたければ風通しの良い素材のカバーを使用すると良い。

 

菌が移る原因

 

①カビの繁殖した衣類が、他の衣類に直接接触する

 

②胞子を飛ばすため、他の衣類にカビ菌が定着してしまう

 

クローゼットは風通しが悪く、湿度が高くなりやすいため、カビが繁殖しやすい状況が出来上がる。

 

カビが生えにくい衣類

素材

天然のものとして、ウールや綿はカビが生えやすい。これは、カビが食べることが出来るため、栄養になってしまうということ。

 

さらに、汚れが付着していると、さらにカビが付着しやすくなる。

ちなみに革ジャンはカビの大好物だそうです。

 
まとめ

カビが生えてから対処するよりも、普段から行っておくとカビで悩まされることがなくなりそうですね。

 

ゴシゴシ掃除するよりも圧倒的にラクなので、早速生活に取り入れてカビとおさらばしましょう!!

参考:世界一受けたい授業

林修の今でしょ講座 5月31日

ガッテン カビ退治!終結宣言2016年6月15日

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