こんにちは、元医療従事者なまけサバイバーです。
今回は元医療者として、患者としての両方の目線から観てきたワタクシが、「医者あるある」をハッキリと言っちゃいます!
たまには毒が吐きたくなるのですよ(笑)
病院(医者)あるあるをハッキリ言うよ~
①プライドの高さがベジータ並み
医師はとにかくプライドが高い。これは一般の人も程度分かっていることと思います。
実は、多くの医師は自分以外の医師の診察を受けたがりません。場合によっては手術も。
内科医が骨折して整形外科に入院・手術をお願いしなければならない場合などは別ですが、基本的に自分で薬の処方もできるため、他の医師の診察を受けない方がほとんどです。
直接理由を聞いたところ、ある医師はこう言いました。
「自分が一番だと思っているから、人に任せたくない(任せられない)」
その他には、他人に指示されたくないなどの意見がありました。
そこまで自分に自信が持てるって素晴らしい。けれど悲しい。
※ごく少数ではありますが、素晴らしい人格者の医師もいます。
②コミュニケーション能力が低い場合が多い
これも、お気づきの方が多いと思います。
プライドが高い医師の次に多いと思われるのが、コミュニケーション能力が非常に低い医師が多いこと。
こういう医師は初対面時にすぐに分かります。まともに会話ができない医師もいます。
診察をしてもらった時に経験がある方もいると思いますが、こういう医師の特徴は
・目を合わせて会話ができない
・多く質問をされたり、細かく質問をされるとイライラし始める
・自分の診察した結果を伝え、すぐに話を切りあげて診察を終える
・患者の話(訴え)をロクに聞かない(これはこうだからと一方的に説明)
・検査データしか興味がないため、患者の心理的なダメージなど配慮しない(できない)
・自分の考えに絶対の自信があり、患者からの検査希望など聞き入れない
③高圧的
院長を経営者と考えると、病院の中で一番偉い職業人は医師になります。基本的には医師の指示でその他のスタッフは仕事をすることになります。
実際、医師がいなければ病院は機能しませんし、医師は神様と言っても過言ではありません。
そういった背景からか、どうしても高圧的な態度になってしまう医師が多いようです。
ドクターXの大門未知子のようなイメージの医師も実際にいます。
④敬語を使わ(え)ない
親近感を出すためにあえて敬語を使っていない場合と、患者を下に見てバカにしている場合があります。
正直、看護師の方が多いですが、医師も割とこういう方が多いです。
病室やデイルームで繰り広げられる患者同士の愚痴大会において、「あの看護師さん(あの先生)は話し方が嫌い、敬語も使えない」というテーマは鉄板です。
僕自身が患者さんから直接聴いたことで最も多かったことは「自分より年齢が若い人に敬語を使われないこと」を快く思わない方が多いことが不満の理由となっていました。
患者は言わないだけで、こういう風に感じていることが多い。
相手が医師だから「そういうもの」と思っている方と、我慢している方も多いようですが、医師に歯向かうと良いことがないことも承知しているので、だいたいの方は何も言いません。
その結果、言いやすい対象である「看護師」や「薬剤師」などのコメディカルに怒りの矛先が向いていることが多いです。
それが病棟への直接的クレームや病院の意見箱に投書される内容として出てくる場合も少なくないようです。
⑤白衣マジック
院内で白衣を着ていると、たとえ容姿がカッコよくなくても仕事できるオーラがあって非常に輝いて見えるものです。
ところが、いったん病院を出て駐車場などで遭遇してみるとただのオジサンじゃん!ということも結構あります(笑)
白衣を脱いだら途端に、「ただのおじさん」になってしまうという白衣の力はすごいなと感じることが多いです。
これは多くの医療者から同様の声が聴かれます。
これも医師に限ったことではありません。
僕も「私服だと全然印象が違って誰か分からなかった」と言われることが多々ありました。
私服が明らかに年齢より若かったという意味ではなかったそうですが、白衣だとかなり良い印象に見えるということがあるので、プライベートの顔とは全然違って見えるというあるあるです。
医療者は、合コン成功率を高めたかったら白衣で行きましょう。かなりポイント高くなると思いますよ。
ただしその後、私服をみられてガクンと印象が悪くなるという悲劇にご注意を(笑)
⑥機嫌の波が心電図モニターなみ
ご機嫌が良い時、悪い時の波が激しい医者が多い。こういう医師は本当にやっかい。
だいたい看護師が機嫌の取り方を知っている場合が多いので、看護師と協力していくことで解決することもある。
そんな中、素晴らしい看護師の力をもっても機嫌をコントロールできない医師が存在するのです。
こういう医師がいる病棟の雰囲気は非常に悪くなりやすく、仕事がしにくくなります。
病院全体に悪影響を及ぼす医師あるあるです。
⑦怒鳴り散らす医者
機嫌の波がある医師よりも、さらにタチが悪いと言えるのが怒鳴りちらす医師です。
もう制御不能です。まさに天上天下唯我独尊の医師。
基本的にご機嫌が良い時などなく、他の医療スタッフがご機嫌をとろうとしても無理な医師ですね。
常に不機嫌な表情と態度をしていて、少しでもミスがあると患者に聴こえようがおかないなしのボリュームで怒鳴りまくる。
もちろん他の業種の意見など聞かない医者です。本当に困りますね。
こういう医師は大病して苦労して性格が変わるパターンもあるそうですが・・・
三つ子の魂百までともいいますので、諦めるしかない場合も多いです。諦めるしかない。
今どきは、かなりレアな存在にいなっていると思います。僕は1人しか見たことがありません。
⑧他の科の医師に依頼したくない。
内科の医師が自分の専門外の外科の医師に患者の状態を診てもらうことはお願いしにくいらしいです。
自分の専門外の領域なんだから素直に認めてお願いすればいい話だとは思いますが、こういう医師は結構います。
こういう考えをもっている医師がいると、患者のために詳細な検査をしてもらったりすることが遅れたり、してもらえなかったり・・・
また、積極的に連携しようとしてくれないので、患者にとってはデメリットになります。
結局、変にプライドが高いと良いことがないですね。
⑨カルテの字が汚くて読めない。
これは、もう99%の医師がそうです。
僕がいた病院は電子カルテに移行していく段階だったので、普段医師が患者の情報を書いているのは紙のカルテでした。
基本的にほとんど何を書いてあるか分からない人が多いです。
読ませないためにオリジナル言語を作っているのか?と感じるほど解読は困難を極めます。(日本語ですよ)
これは長く勤めていると読めるようになってくるというのもあるあるです。経験豊富な看護師さんは解読能力が高いので、よく解読をお願いしていました。
それでも分からず、医師本人に確認することも珍しくありませんでしたが、書いた本人が分からないパターンもあります。
読めないような汚い字で書くことで、頻繁に聞かれる手間を考えたら、キレイに書けばいいのに・・・
完全に電子カルテにしてほしいと切に願う日々でした。
⑩医者の不摂生
整形外科医
「膝が痛い?体重を減らさないとダメだよぉ~。あとは筋トレとウォーキングをしようね。そうじゃないと絶対良くならないから」と言っている医者が肥満体で、どうみても運動していない体型。
内科医
「食事制限しないとダメだよぉ~。ダイエットしないとぉ~。甘いものばっかり食べていたら糖尿病がコントロールできないから間食しちゃダメだよ~」と説明する医者が肥満体。
医師が言うのだから、守らなければ良くならない。そうは頭で分かっていても、確実に感じるのは「そう言っているあんたはどうなんだ」ということ。
患者の指導をする上で、これ以上説得力のない説明はないなと、よく感じたものです。
その他、糖尿病患者に糖尿病の指導をしている「糖尿病認定看護師」が明らかに100㎏越えの体型だった時は眼を疑いました。
この方の場合は、自信が糖尿病だからこそ、認定看護師になったのかもしれませんね。さすがにね・・・その場合は、逆に最強の説得力になりますね。悪い例として。
まとめ
世の中には色んな医師がいますが、うまく付き合えれば非常に頼りになり心強い存在であることは言うまでもありませんね。
人と人の関係ですから、どうしても相性が合わない場合もあります。
そんな時は、迷わず医師を変えてもらいましょう。今はセカンドオピニオンや転院をすることも難しくありません。
医師が変わったことで人生が変わるパターンも往々にしてあります。僕がまさにそういう体験をしました↓
【体験談】セカンドオピニオンは遠慮・躊躇する必要なし!より良い治療を選択しよう
自分の命を預ける医師と良好な関係を築き、安心して最高の医療を受けられるようにしていきたいものですね。
以上、医者あるあるでした。
それではsee you next t~ime♪