まとめ 無気力・うつ症状

無気力・うつ状態に陥る原因に迫る。健康に関与する影響や動物実験

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最近、えごまオイルにハマっています。なまけサバイバーです^^

 

実は数カ月前から、かなり無気力症状に悩まされています。(ステロイド精神病か?)

 

それまでは特に感じることもなく日々、勉強したり読書したりしていたのですが、ある時を境にやる気がなくなってしまったのです。

 

僕はステロイドを使用して1年半以上経過しています。

 

しばらくプレドニンを20㎎飲んでいるので、ステロイド精神病が出てもおかしくはないと主治医からは言われていました。

 

精神科受診はしていないので診断はされていませんが、もしかしたらステロイドによる精神症状として「うつ」が出ていた可能性が考えられます。

 

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無気力・うつ症状の始まり

 

最初は、なんだかやる気が出ないなぁ、だるいなぁという感じでした。

 

そういう日が多くなって、何もやる気がしないということが増えていきました。

 

療養生活が長くなって自堕落な生活になってしまったのかとも考え、何度も自分を奮い立たせようと試みるものの全然やる気が出ません。

 

今までの人生で最も怠惰な生活に突入してしまいました。

 

何をするにもやる気が起きず、興味もわかない。何もかもが楽しくないという状態で、やたら気分が落ち込むという悪循環。

 

そして身体は重い・だるい。なんなんだこれは・・・

 

最初は、勉強や読書などのやる気が低下したのかと考えていましたが、そんな生易しいものではなく、明らかに活動全般の意欲が低下していることに気づきました。

 

社会復帰のために勉強したり準備して燃えていた自分が、まるで廃人になってしまったかのようでした。

 

症状だけ聞くと、完全に鬱症状ですね。

 

つい最近までステロイドによる精神症状だと考えていませんでしたし、実際のところはそうなのかも分かりません。

 

ステロイド精神病の場合は、ステロイドが原因なので減量していくと症状は軽快していくそうですが、僕の場合は暫く減量は無い予定です。

 

難しい場合は精神科で薬を飲むことになるそうですが、僕はこれ以上薬が増えるのが嫌なので自力で解決する道を選びました。

 

本当に限界だと思った時は薬をお願いしようと考えています。

 

ところで、日本人は無気力やうつ病患者が非常に多いことが指摘されています。

 

ステロイドを使っていようがいまいが、この状態に陥る人は大勢いるということですね。

 

あまりにも何もやる気が出ない日々が続くので焦った僕は真剣に解決策を探ることにしました。

 

そこで、ものすごく興味深い本を発見したので、学んだことをまとめていきます。

無気力なのにはワケがある 心理学が導く克服のヒント (NHK出版新書)

 

同じような状態で苦しんでいる方の参考になれば幸いです。

 

※あくまで一般的な無気力の原因についてです。薬剤による無気力の話ではありません。

 

本書での無気力の定義

 

・やる気が出ない

・気力がない

・うつっぽい

 

上記の状態を無気力と定義して話をまとめていきます。

 

◉学習性無力感◉

「自分の力ではどうすることもできない」と思える事態に陥った場合、人は無気力に陥るとされる。

実験内容

 

犬を対象にした電気ショックを与える実験にて

 

電気ショックを与えられた際に自らの行動で電気ショックから逃れる方法があった群と無かった群を作る。

 

何をしても電気ショックから逃れる方法がなかった群の犬は無気力に陥った。

 

この現象を「無気力を学習してしまった状態」という意味で学習性無力感と名付けた。(1967年セリグマンら)

 

この実験結果は犬によるものであるが、これはヒトにもだいたいあてはまると考えられている。

 

人間に対する実験では、電気ショックはできないので「非常に不愉快な音」を利用して実験が行われ、同様の結果がみられている。

 

つまり、ヒトも犬も「自分の力ではどうにもならない」というコントロール不可能性を学習した結果、無気力になったと言える。

 

◉コントロール不可能な状況は不健康を招く◉

ワイスによるネズミのしっぽに電気ショックを与える実験

 

実験対象・方法

 

対象

ネズミ3匹1組×16パターン

 

方法

ネズミの身体を装置に固定し、しっぽに電線をつける。

 

警告音の後に同時に電気ショックを与えるという実験。

 

20時間

 

ネズミA:回避条件

ネズミB:連動条件

ネズミC:対照条件

 

この電気ショックは、目の前にあるスイッチを押すことで止められるようになっている(回避条件のネズミAのみ)

 

ネズミBは自らスイッチを押しても電気ショックを止めることができないが、ネズミAがスイッチを押した時だけ電気ショックを避けられるという条件。

 

ネズミCには電気ショックは与えられなかった。

 

結果

 

ネズミAがスイッチを押して電気ショックを回避できたのは35%ほど。

 

実験後の解剖では胃に潰瘍らしきものが確認された。

 

ネズミA:68%

ネズミB:75%

ネズミC:31%

 

発症した胃潰瘍の平均個数

 

ネズミA:平均1.0個

ネズミB:平均2.4個

ネズミC:平均0.7個

 

ヒトでもストレスで胃が痛くなると言われることがあるが、ネズミにとって電気ショックは相当なストレスであったことが言える。

 

また、同様の実験でネズミにガン化細胞を注射しその後の経過をみたものがある。

 

その結果でもガンの悪化が一番早く、ネズミが死亡するまでの期間が一番短かったのはネズミBであった。

 

これらの実験から「コントロール不可能な状況に陥っていた」ネズミBが一番ストレスを受けていたことが言える。

 

コントロール不可能な状況は、無気力を引き起こすだけでなく、健康も害しやすくなることが判明した。

 

◉報酬を与えることで無気力になる◉

報酬を与えることで、やる気を出させるという方法は誰しも考えたことがあると思います。

 

テストで〇点以上とったらオモチャを買ってあげる。

自分へのご褒美として欲しかった何かを買ったり、実際にお金をもらえたり。

 

実験

 

アメリカ ロチェスター大学 エドワード・デシ(心理学者)

 

方法

ソーマキューブというパズルを用いた実験

 

ソーマキューブとは大きめのサイコロのような立方体がつながってできているもので、変形させながら様々な形を作っていくパズルです。

 

単純なパズルで、やりだすと結構面白いそうです。日本にも売っているのかは分かりませんが。

 

対象

大学生 2グループ

 

第1グループ

パズルが1問解ける度に1ドルもらえる

 

第2グループ

報酬無しのボランティアで協力

 

それぞれ別の部屋で実験開始

 

実験の途中で監督者が「今から別の実験の準備のため、しばらく席を外します。その間は自由に何をしていても構いません」と言い離席する。

 

その後の対象者の行動を確認するというもの。

 

結果

第1グループ:パズルをすぐに止め、雑誌を読み始めた

第2グループ:パズルを解き続けていた

 

考察

 

第2グループ

 

人は、自分が面白いと感じられるものに関しては、やる気が自然と湧いてくるものです。これを心理学では内発的動機付けと言います。

 

報酬無しでもパズルを解き続けるということは、まさに内発的動機付けが高まっている状態だからと言えます。

 

また、「自分の行動は自分が決めている」=「自分の行動を自分でコントロールしている」という気持ちは、やりがいや意欲に繋がっています。

 

第1グループ

 

本来であればパズルを解き、報酬をもらえる状況であったものがもらえない状況になった。

 

お金という非常に強い誘惑を提示されたことにより、「自分の行動でコントロールしている」という気持ちが逸れてしまったと考えられている。

 

パズルを解けば1ドルもらえる状況が、監督者の離席によってなくなってしまった。

 

これは自分の力ではどうにもできない。

 

小銭を稼ぐために真剣にパズルをやっていたのかと言うことにもなるとは思いますが、やる気を失う理由としては十分と考えられます。

 

まとめ

 

・「やってもできない」という状況が繰り返されると、やる気が起きなくなる。

 

・自分でコントロールできない事態に直面すると無気力に陥りやすくなるうえ、健康を害しやすくなる。

 

無気力状態は、思っていたよりもはるかに恐ろしいものです。

 

やる気が出ないという事態は深刻です。

 

身体的な不調よりも精神的な不調の方が怖いとすら感じています。

 

なんとかして無気力を解消していきたいものです。

 

次回は、無気力になりやすい人の性格や考え方をまとめていきます。

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