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リツキサン使用レポート② 血小板減少症(ITP)の強い味方

投稿日:2017年12月17日 更新日:

リツキサン使用レポート② 血小板減少症(ITP)の強い味方

 

1週間後、2回目のリツキサン点滴の日がやってきました。

 

当然ですが、まだまだ効果は出ていません。

 

その間は、内服薬のステロイドを点滴に切り替えたり、IVIG(グロブリン療法)を行ったりしたものの、あいかわらず血小板が低い状態が続いていた。

主治医

「血小板がかなり低値で安定しない超難治性の病態なので、リツキサンの使用量に関して手加減をしている場合ではないと考えています。」

 

「手加減?ですか・・・」

 

主治医

「はい、難治性ITPの場合は通常1週間に1度の点滴を4週続けて行う方法をとります。それで効果がみられるというエビデンスがありますが、SLEに関してはエビデンスがないんです。なので、当初は2週で終了の予定でした。」

 

「4週実施の方法を取った方がいいと考えています。エビデンスがあるわけではないので、ご相談に伺いました。」

 

「当初の予定では、週に1回の点滴を2回で終了予定だったところを、効かない可能性を考えて今のうちから治療を強化しておこうという話ですね。」

 

主治医

「そういうことです。想定していたよりもさらに血小板の破壊が強かったので、手加減せずやった方がいいと考えています。難治性ITPのやり方の方が強い免疫抑制をすることができますから。」

 

ということで難治性症例なので治療を強化し、4週間実施することになった。

 

さらに

「2回目からは量が変わります。身体の表面積から計算して500㎎ではなく650㎎という量にします。」

 

ということで、2回目の今回からは量が増えた。

 

強力な薬であるリツキサンの効果すら出ない可能性を考え始めた主治医。なんとも悲しい話ではあるが、増量されたり期間が延びたとしても、それで効果が出てくれるならオッケーだ。

 

2度目のリツキサン治療開始

 

リツキさんを始める30分前の前投薬であるにレスタミン5錠とカロナール1錠を飲んだ。

先日、薬剤師に起きていられないほどの眠気に襲われたと伝えところ、レスタミンは1錠でも眠気を訴える方がいると教えてもらった。

 

それを5錠飲むわけだから、起きていられなくても無理はないのだろうな。

前投薬を飲んでから30分後、少しずつ眠くなってきた。

 

今回は、前回より150㎎多い650㎎という量になっているが、基本的には流れは前回と同様。

リツキサンを始めると明らかに身体がダルくなると感じたが、今回は・・・。

次第にズンと身体が重ダルくなるとともに、予定通り?眠りの森へ入っていくことになった。

 

いくら眠かろうが頻回に看護師がバイタル測定にやってくるので、あまり寝かせてはもらえない。

たぶん眠りについては起こされることを繰り返しているから余計にダルいということもあると思う。

 

ほとんどの時間をゴロゴロと寝て過ごし、4時間くらい経過した頃には眠気が落ち着いてきて座っていられるようになった。

薬による強力な副作用で眠くなるけれどそこまで持続はしないようだ。

 

強力に眠かったのは3時間くらい。

身体のだるさは残っているから、寝ようと思えば寝られる感じではある。

 

リツキさんの副作用なのか前投薬の副作用なのかは定かではないが、とにかく身体がダルい。

結局、このダルさは夜眠る時間までずっと続いた。

 

リツキさんを増量したことによって効果が出てくれることに期待して待ちたいところ。

リツキさんに願いを込めて、今日も寝る!

 

次回はレポート③です。

 

それではsee you next t~ime♪

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